特殊インクに約200℃の熱で気化(昇華)させ生地に転写する技法で昇華プリントとも言う。
生地を染色するためデザイン等に凹凸が無くなるだけではなく、透かしやグラデーションといった様々な表現が可能です。
プリントや刺繍と違って、スポンサーなど複数のロゴを入れても料金は一律、追加も1着から可能で現在最も人気のあるユニフォーム製作技法です。

製作例

サブリメーション ネームバー

サブリメーション ナンバー

サブリメーション ロゴ・ワッペン

サブリメーション ウェア

メリット

  • 少数枚に対応可能
  • 追加は1着からOK
  • 透かし・グラデーション等豊かな表現が可能
  • 凹凸が無く軽量、洗濯後も直ぐ乾く
  • 色落ちや加工部分の剥がれ等劣化が無い
  • ロゴを複数いれても加工料金は一律

デメリット

  • 直射日光を長時間・長期間受け続けると色褪せる

製作過程

サブリメーション・ユニフォーム

1. データ作成

イラストや写真等から製作用データを作成します。本加工においては、このステップが最も重要な工程になります。

2. サンプル製作

希望の生地に実際に印刷して、色合いなどを最終調整します。

3. 本製作

約1ヶ月の製作期間を経て完成。

サブリメーション加工

1. データ作成

イラストや写真等から製作用データを作成します。

2. サブリメーションシート印刷

データを専用プリンタに転送しシートを印刷します。

3. ツイルカット

データをカットマシンに転送しツイルをカット、その後不要な部分を取り除きます。

4. サブリメーション作業

カットしたツイルとシートを合わせ200℃に設定した熱圧着マシンで60秒間熱プレスします。

5. 熱圧着

出来上がったロゴを165℃に設定した熱圧着マシンでプレスし、ユニフォーム・ウェアにロゴを取り付けます。

6. 千鳥縫い

ミシンでツイル地の縁を丁寧に千鳥縫い(ジグザグ縫い)して完成。